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桶谷式母乳相談室で赤ちゃんもママもハッピーな育児を!

桶谷式とは、助産師の桶谷そとみさんが考案した乳房マッサージと母乳育児方法です。

桶谷式母乳育児推進協会の認定を受けた、桶谷式母乳相談室は全国に約330施設あります。

そこでは乳腺炎や断乳(卒乳)など、母乳育児の様々な相談ができます。

わたしは長男が1歳を過ぎたばかりの頃、時々胸がチクチクと痛むような感覚があり、また白斑もしばらく治らず、なんとかしたいと悩んでいました。

amiko

当時は長男の哺乳瓶拒否もあり、ほぼ完母で育てていました。

ネットで調べたところ桶谷式が有名だし、一度診てもらおうと思い、近場の相談室を受診しました。

それから桶谷式に通い続け、今では次男へ授乳中ですが、変わらず桶谷の相談室へ通い続けています。

通う中でわかった桶谷式の良さや母乳育児について、ご紹介していきます!

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  • 桶谷式に興味がある
  • できるだけ子どもは母乳で育てたい

初めての桶谷式母乳育児相談室

長男が1歳になったばかりの頃は、「母乳には栄養が無くなっていくから、1歳半頃までに断乳するのが普通」だと思い込んでいたので、断乳の相談もできたらいいなと思っていました。

amiko

通ってみて分かったけど、早めの断乳は必要ないし、むしろ逆効果。

可能ならできるだけ長く母乳育児を続けることが、赤ちゃんにとってもママにとっても良いんだって◎

マッサージは特に痛みも無く(固いところをほぐされると若干痛かった)、溜まった古い母乳を出してもらい、とってもスッキリ。

胸の痛みや白斑は、母乳が詰まっていることが原因だったよう。

母乳のつまりの原因は、いつも同じ角度で授乳していたり、赤ちゃんのくわえ方が浅かったりと様々だそう。

担当してくださった助産師さんにお話を聞くと、1歳頃の子への授乳は下記のような注意点があるとのこと。

1歳頃の授乳

  • 縦抱きやフットボール抱きなど、いろいろな角度から飲ませるように。
  • 1日10回以上は授乳すること。
  • 授乳間隔が空くと、おっぱいが固くなって母乳の質が下がるから、夜間も3時間おきには飲ませよう。
  • 1歳前後は脳の成長期でとってもおっぱいが必要。欲しがるだけどんどんあげて。

とのこと。

でも、「お母さんがストレス無くできる範囲でね」とのことでした。

そして定期的にマッサージを受けたお母さんの、質の良い母乳をたくさん飲む子は、穏やかで健康的な子が多いのだとか!

必ずしも効果を保証するものではありませんのでご了承ください

初耳のことが多くてカルチャーショックでした。

わたし自身はすぐに断乳する必要も無いし、しばらく通って母乳育児を続けようと決めました!

母乳育児を長く続けるべき理由

また、できるだけ長期で母乳育児を続けた方が良いという話もありました。

5歳を過ぎても飲んでいる子はいるそうで、そういう子は健康的でリーダーシップがあり、とっても賢い子が多いそう。

WHOは下記のように推奨しています。

生後 1 時間以内に母乳育児を開始し、6 ヵ月間は完全母乳で育て、2 年以上母乳育児を続けることができれば、衰弱や肥満など子どもを栄養不良から守ることができます。

引用:日本WHO協会

WHOが母乳育児を2年以上続けることを推奨しているとは、知りませんでした。

ちなみに世界平均では、なんと4歳まで授乳を続けているそう!日本は断乳が早い国だったんですね。

母乳育児には様々なメリットが。

赤ちゃんはママのおっぱいを飲むことで、この上ない安心感を得られます。

そして母乳は赤ちゃんのおなかにも優しい。飲んでいると腸内環境が良好になるそうです。

母乳を作るためにたくさんカロリーを消費するので、ママが痩せやすいとも言われますね。

また当たり前ですが、ミルクに比べてかなり経済的です。

ミルクを作る手間や、哺乳瓶を洗ったり消毒したりする時間もいらないし、ママがラクですね!

お出かけの時にも持ち物は少なくすみます。場所さえあればどこでも授乳できますが、その「場所」が見つからないと大変だったりも。

母乳育児のメリット

  • 赤ちゃんが安心し、穏やかでご機嫌な子に
  • 赤ちゃんの腸に負担が少ない◎
  • ママの産後ダイエットにもなる
  • 経済的!
  • 場所さえ確保できれば、どこでもあげられる

また上記の他に、こんなメリットも。

  • 発達障害になるリスクが下がる
  • ママの乳がん、子宮体がん、卵巣がんの発生率が減少する

もちろん全ての子やママに当てはまらないかもしれませんが、とにかくメリットの多い母乳育児。

母乳が出にくかったり病気であげられない場合もありますが、できるのであれば母乳で育てるのがよさそうですね♪

桶谷式マッサージの流れ

わたしが通う相談室は下記のような感じです。(相談室によって多少異なります)

滞在時間はトータル30分ほど。持ち物はタオル4枚。

順番が来て入室後、上の服をすべて脱ぎ、ベッドに仰向けになります。

サッと脱げるよう、上下分かれた服がいいですね

子どもが一緒なら同じベッドのすぐ隣に寝かせるか、またはベッドに座らせて遊ばせます。

マッサージ開始。溜まった母乳がピューピュー飛びます。勢いがよくて、顔にかかることも。

手技中は子育てのことなど話せます。いろいろ質問できて、ためになるお話を聞ける!

いつも行く前は、今日何を聞こうかなと考えて行きます♪

あっという間にマッサージが終わり、お会計をして終了。

かなりスッキリします◎

桶谷式で断乳

相談室に月2,3回ほど通い続け、長男の授乳は順調でした。

そして長男が2歳9ヶ月の頃、次男の妊娠が発覚。

妊娠してすぐに、長男への授乳中に、胸に痛みを感じるようになってしまいました。

毎回我慢するのですが、つわりも始まり、なんとも言えない痛みとつわりに歯を食いしばって授乳する毎日。

そして母乳の味が変わったのか、わたしが痛がるのが分かるのか、長男もだんだんと飲みたがらなくなりました。

3歳になる少し前に完全に飲まなくなってしまい、相談室で卒乳ケアを受けることに。

amiko

もっと長男に母乳をあげたかったから残念。

でも自然と卒乳できたと思えば、これでよかったかな◎

卒乳ケアは、平均で5回ほどだそう。

でもわたしの場合は母乳が多い体質のようで、10回ほどかかりました。

最後の卒乳ケアは、次男が産まれる1ヶ月前でした。

産後すぐに桶谷式!

次男を出産し、退院の2日後に母乳相談室へ行ってきました。

産後ってとても胸が張ってつらいし、早く赤ちゃんへ質の良い母乳をあげたい。すぐにマッサージしてもらい有り難かった!

退院したその足で行くお母さん達も多いのだとか。

次男は産まれてすぐに桶谷式に通い始められたので、これからどういう子に育つか楽しみ♪

乳腺炎になったときにも桶谷式!

次男が産まれて1ヶ月ほど経った頃、初めて乳腺炎になってしまいました。

熱が38度まであがり、胸が張り、これは乳腺炎で間違いないかなと。頭痛も始まりました。

すぐに母乳相談室に連絡すると、その日のうちに診てくれました!

熱と頭痛でフラフラしていましたが、手技を受けるとすぐにラクに◎

ちなみにこの時の手技はなかなか痛かったです。涙

乳腺炎になったときに気をつけることも言われました。

乳腺炎になってしまったら

  • できるだけ温かい飲み物を多めに。
  • 油っこい物や乳製品は避ける。
  • 和食中心で。
  • 体を締め付けない服装で。

また2日後にもマッサージをしてもらいました。

乳腺炎になったときは、しこりを残さないために早めにマッサージを受けることが大切だそうです。

通っている相談室ですぐに対応してもらえて、本当によかった!

頼りになる桶谷式

乳腺炎や断乳・卒乳、産前産後も頼りになる桶谷式。

育児って心配事や悩みが尽きませんよね。ネットの検索魔になりがち。

桶谷式母乳相談室に通っていると、気になることはすぐに相談でき、お母さんの精神衛生上とても良いと思います。

母乳育児をがんばりたい全母におすすめの桶谷式。

次男はまだまだ授乳中なので、これからも経過をお伝えできたらと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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